昨日とは違う今日を感じる
自然のメッセージを視覚で感じる、気候の変動を予測するオブジェ。
羽のような結晶が、液体に揺られてガラスの中を舞う。 玄関先やリビングの棚のアクセントによさそうなかわいらしいオブジェ。 この不思議なアイテムは、暮らしにどんなメリットをもたらしてくれるのでしょうか?
ガラスの中の動きを見て天気の変化に意識を向ける
「TEMPODROP」は、ガラス管の中の結晶が自然の変化にあわせて日々表情を変えるオブジェです。
天気が安定しそうな時は結晶が落ち着き、天気が崩れそうな時は結晶が舞います。
ガラス管の中を見て、今日は晴れそうだから洗濯物を干して外出しようとか、雨がふりそうだから傘を持って出かけようとか……。
玄関先やリビングなど目に入りやすいところに置くことで、私たちと自然をつなぐ良きパートナーになってくれます。
ガラス管の中には、樟脳を含む化学薬品を溶かしたアルコールが密封されています。
結晶化現象の詳細は、現代の科学でも解き明かされていないそうです。
季節によって景色が変わるように日々表情をかえる、神秘的な結晶の様子を楽しめます。
19世紀の計器「ストームグラス」がモチーフ
TEMPO DROPは、結晶の様子から天候を読み取る予測機「ストームグラス」をヒントに作られました。起源は19世紀のヨーロッパ。当時は航海士がストームグラスの結晶の様子を観察し、先の天候や雷雨など、気象予測を行っていたそうです。
英国海軍の測量船司令官ロバート・フィッツロイ提督は、1863年に出版した「Weather Book」の中で、ストームグラスが示唆する結晶化について『気候や気圧、大気中の電位変化に影響を受けて後の天候を予知する。現象の変化によって雷雨がやってくる方向を読み取れる』と述べています。フィッツロイ提督は海難事故防止のため、温度計、湿度計、ストームグラスを漁港に配備しています。
また、SF小説の金字塔 ジュール・ヴェルヌ作「海底二万マイル」の、新鋭潜水艦ノーチラス号にもストームグラスが設置されています。大流行した作中に登場するほど、ストームグラスは当時の人々にとって身近な存在だったようです。
科学が発展するにつれ、結晶の変化には気候以外の要素も影響することが明らかになり、ストームグラスは表舞台から徐々に姿を消していきました。計器としての役目を終えたストームグラスは、ヨーロッパの骨董屋の飾り棚で、今も美しい結晶を生み出し続けています。
いつもの毎日が、違った毎日であることに気づく
TEMPO DROPを企画したのは、ユニークな発想でデザイン性の高いプロダクトを次々に生み出している100 Percent(ヒャクパーセント)。
「毎日そこにあって、見て気持ちよく、日常に溶け込むようなものを」という気持ちで作られたTEMPO DROP。シンプルな雫の形状は、自然界にあり、私たちの目にも馴染むもの。この形状のガラス管を作ってくれる工場を探し回ったそうです。
また、TEMPO DROPには、「毎日違う『今日』を生きていることを感じてほしい」という思いが込められています。いつか見飽きてしまう通常のオブジェに対し、TEMPO DROPはいつも違う表情を見せてくれます。日々ルーティーンのように感じる私たちの日々も、毎日同じようで実は違った一日の連続。『今日一度しかないこの日』という気持ちが、一日一日をより大切に生きようという意識を呼び起こします。
自然からのメッセージを感じ取る
災害は突然やってくると言われていますが、人間が気づかないだけで、本当は自然がサインを出してくれています。自然のことは自然に聞くのが一番。19世紀から使われていたストームグラスをヒントにつくられたTEMPO DROPを使うことで、ガラス管の中がいつもとは違う動きをしているのを目にし「もしかしたら何か起こるのかな」と、自然からのメッセージを感じ取ることができるようになります。
また、実際に災害が起こると、テレビやラジオなどのメディアがストップしてしまう可能性があります。天気は、人が生活していくうえで大切な情報。いつものように情報収集ができない場面でも、TEMPO DROPをその場に置いておくことで、気候の変化を感じ取る手がかりになります。
普段はインテリアとして部屋を飾りながら、天気の変化にも気づかせてくれるTempo Drop。美しい結晶を眺めながら自然からのメッセージにも敏感になる、フェーズフリーなオブジェです。
ギフトとしても最適
種類は大きなサイズとミニサイズがあります。大きなサイズはより結晶の動きもダイナミックになるので、インテリアとしてより存在感を出してくれますね。
プレゼント選びで大切なことは、驚きや意外性を感じてもらえるか。
かわいらしい見た目に天候予測という珍しい機能を備えたTEMPO DROPは、サプライズな贈り物としても最適です。
大切な人の特別な日に、「あなたと生きる毎日は、いつも特別な一日」という想いも伝えることができます。
HACOBUNEスタッフのポイント
TEMPO DROPってこんなにフェーズフリー!
■日常
普段はインテリアとして、空間のアクセントに最適です。
さらに、ガラスの中の動きを見ながら天気を意識することで、洗濯物が外に干せる、傘を持って行った方がいいなど、判断材料のひとつになってくれます。
自然の変化にあわせて、毎日表情が変わるので、玄関先やリビングなど、目に入りやすいところに置いておきましょう。
■災害時
TEMPO DROPの動きを毎日目にすることで、雨が降るかも、何かが起こるかもと、自然の変化に意識が向くようになります。
また、実際に災害に遭ってしまったあとは、テレビやラジオなどでいつも情報収集ができるとは限りません。
天気は人が生活していくうえで大切な情報です。そのような気候に関する情報を感じ取る手がかりにもなります。
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