BOCCO（本体）+振動センサボッコ

家族をつなぐコミュニケーションロボット

「BOCCO」は、家族のコミュニケーションをサポートする見守りロボット。日常はもちろん、災害に見舞われた時にも家族をつなぎます。

ロボットの形をした「BOCCO」本体と、さまざまな動きを感知する積み木型のセンサー、スマートフォンの無料アプリ「BOCCO」が連動し、子どもの見守りや、遠く離れて暮らすお年寄りとコミュニケーションがとれます。

スマホから家の「BOCCO」に文字情報を送信すると、「BOCCO」の声で読み上げます。また、「BOCCO」に喋りかけると音声を文字に変換。音声ファイルと文字情報の両方でスマホに送信します。

積み木型センサーは3種類（2017年12月現在　赤色以外は別売り）。赤色の「振動センサー」は、玄関のドアの振動で子どもの帰宅を知らせます。青色の「鍵センサー」は、玄関のドアの鍵の開け閉めを通知します。親御さん自身の鍵の閉め忘れも確認できます。緑色は「部屋センサー」。部屋温度と湿度、明るさを感知します。熱中症予防のほか、照明ON/OFFの通知で、離れているご家族が元気に暮らしていることを確認できます。

「BOCCO」は2015年にグッドデザイン賞、2016年にキッズデザイン賞を獲得。ブリキ玩具のように親しみやすく、家具や家電の中に置いても違和感がありません。目が光ったり、首を傾げたり愛らしい動作にも親しみを覚えます。

電話回線がパンクしてしまった東日本大震災の時、連絡手段として人々をつないだのはSNSでした。「BOCCO」もインターネットを介してメッセージを届けるため、電話が繋がらなくても連絡を取り合うことができます。自分の子供が怪我しているのか、帰りの電車が止まっているのか。ダメージの程度を確認しあうことで、集合場所や救助・救命など、ベストな行動を考えることができます。

お互いの暮らし方を把握することは、もしもの時のスムーズな連携へとつながります。「BOCCO」が目指したのは、監視ではなく見守り。見守られる側のプライバシーに配慮し、画像や動画の撮影機能をあえて搭載していません。伝言やセンサーからの通知にとどめることで、離れた家族とのコミュニケーションをナチュラルに促進します。